「四月の想い出」

              作詞作曲 堀江はるよ  
 
  小さかった きみは おさげに リボン
  ランドセルばっかり 大きかったよ
  あの頃の きみは いつも すましてて
  ぼくのことなんか 見てなかったね
 
  やんちゃだった あなた ポケットの中の
  ヒキガエルやケムシ 見せてくれた
  泥んこの あなた おぼえてるわ もちろん
  いじめられて泣いた いいえホント
 
  大きくなって ご立派になられたけど
  こうして話してると 見えてくるの
  あの頃の 泥んこの あなた
 
  小さかった わたし やんちゃだった あなた
  桜の花びら 春のあの日
 
  長ズボンはいて すましてた あなた
  悩み多き青春 ニヒルだったわ
 
  悩み多き青春 ハラペコのあの頃
  大人びた きみが 遠く見えた
 
  何十年たって お互い老けたけれど
  こうして話してると 見えてくるよ
  あの頃の 花のような きみが
 
  小さかった きみと やんちゃだった あなた
  幼かった あの日
  桜の花びら 風に舞う中で


                             
                             
    
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