十二月の手紙
一周すると八千歩になる公園の
川の両岸に ビルのように立つ樹々が
秋から冬へ 黄 赤 灰紫へと
色を変えて行く様子には 圧倒されます。
その下を歩きながら 思います。
私も あんなふうに美しく変わりながら
トシをとって行きたいなぁ…って。
見かけはムリは 分かってますが
美しくなりたいのは 心です。
重ねた年月が 与えてくれた知恵が
もしかして私を 助けてくれるかもしれません。
最近 私は 前よりも
いろんなふうに 考える…
考えられるように なりました。
それって 良いことでしょう?
この公園に 若木が植えられた頃
私は 二十代でした。
気候の変動に振り回されながら
また一年 どうやら生き延びました。
来年は もう少し 心静かに暮らしたいです。
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