ミューレンは断崖の上にあり、のどかで素敵な村でした。
有名な人々が「隠れ避暑地」として利用していたそうです。
崖ぶちに肩を寄せ合うように建つ家々は、古びて趣きがあります。
一般車の通行は禁止、電気自動車のみが走行を許されています。
ミューレンの駅前から眺める峰、アイガー、メン匕の素晴らしさは、忘れられません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石原

ガソリン車の無い街に聞こえるのは、風の音。
人々の明るい声が、響きわたる。

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アイガーの北壁にかかる朝日

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ミューレンの夜明け（５時半頃）

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もう少し明るくなるまで…
娘たちが眠っている間に、散歩。

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地元の人達とすれ違う。
言葉が通じなくても、手まねで会話の花が咲く。

一休みした道ばたにパイプを忘れた。今ごろはどこで迷子に？

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明かるくなるにつれ、広がってゆく景色。

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美しさと静けさと…

次号は、ミューレン駅からロープウェイでシュテッヘルベルグ駅まで下り、
バスでラウタブルンネン渓谷の ミューレンバッハの滝へまいります。